この鬱がすごい!

2018年5月、重度の鬱病と診断された女の闘病記。その他多数の神経症あり。なるべく明るく前向きに。

国家権力がやってきた

iPhoneをポケットにしまうと、警官二人に声をかけられた。
どうやらずっと見られていた様だ。


暗がりでスマホを操作しながら号泣している私を見て、誰かが通報したらしい。
人生初の職務質問を受ける。

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警官:何してるんですか?
うさばら氏:いや・・・何でもないです。


警官:なかなか夜、ここに人がいる事がないので、お声かけさせていただきました。ご職業は?
うさばら氏:・・・会社員です。


警官:どちらの会社ですか?
うさばら氏:ええと・・・すぐそこのビルに入ってる会社です。


警官:会社名は?
うさばら氏:・・・いや・・・その・・・もう大丈夫です・・・


頑なに会社名を言わなかった。
大事にしたくなかったのだ。
小さい声で「ご心配おかけしました」と言って、逃げる様にその場を立ち去った。


警官と話す事で少しだけ冷静さを取り戻した私は、再び夜の街をさまよいはじめた。
わんわん泣きながら街の死角を探した。
すれ違うサラリーマンに不審がられようが、もうどうでも良かった。

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そして、とあるビルの通用口にちょうど良さそうな空間を見つけた。
ただ、ここで自殺しようとした訳ではない。


『一度、彼氏に電話してみよう。』


よっぽどのかまってちゃんだと思うだろう。
本当は止めて欲しかったんでしょ?死にたくなかったんでしょ?気を引きたかっただけでしょ?と。
しかし私は、この時止めて欲しいなんて1mmも思っていなかった。


「どうしても今日中に死ななければならない」という謎の使命感にかられていたのだ。
想像を絶するほど私は混乱していた。