この鬱がすごい!

2018年5月、重度の鬱病と診断された女の闘病記。その他多数の神経症あり。なるべく明るく前向きに。

気丈な祖母でも鬱になる

先日祖父が亡くなった。
家では絶対権力者、仕事では典型的なワンマンオーナーだった様だが、孫である私にはまぁー甘く、優しいおじいちゃんだった。

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ヤマハ音楽教室で鉄琴をやるとなれば、YAMAHAのケース入り本格鉄琴を買い与え、英会話教室でハロウィンをやるとなれば、通販で海外製の公式シンデレラコスチュームを買い与え、子供ながらに「何でも買いすぎじゃないか?孫(私)が調子に乗るぞ?」と思ったものだ。


祖母は気丈な人だ。
弱い部分を決して周りに見せない。
頑固者の祖父を立てつつも、一人の人間として精神的に自立しており、何事にも動じない。

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そんな祖母が、祖父が亡くなる数ヶ月前から鬱状態にあった事を告白した。


「もう治らないし、どうしようもない。私も一緒にぱぁーっと逝ってしまいたい。どこか飛び込める場所があれば飛び込んでしまいたいけれど、どこで死んでも迷惑がかかるなぁ。」などと思っていたらしいのだ。

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これはかなりの衝撃だった。
普段の姿からはまるで想像がつかない。


実際その時期に祖母と会っていたのだが、全く異変に気がつかなかった(親戚のおじさんは気づいていたようだ)。


その際はかかりつけの医師が異変に気づき、祖母のカウンセラー代わりになってくれた為、事なきを得たそうだ。


祖父母には激動の時代を共に歩んできた熟年夫婦の貫禄がある。
普段は会話も少ないが、決して揺らぐことのない堅い絆を感じる。


愛情だとか憎悪だとかいう次元は、とうに越えているのだろう。
もはや悟りの境地にいる祖母でも、パートナーの死が近づくと鬱状態になってしまうのか。


ふと高校の授業で習った、精神科医ホームズの「ライフイベントにおけるストレス強度」を思い出した。

 

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私は両親万年不仲家庭で育った為、1位が「配偶者の死」である事が不思議でたまらなかった。


前の会社を不当に解雇された際もかなりのストレスを受けたが、その2倍以上か・・・まだまだ私には分からない世界だ。

 

<参考文献>
夏目誠・村田弘(1993)「ライフイベント法とストレス度測定」(特集:ストレスと健康), <https://www.niph.go.jp/journal/data/42-3/199342030005.pdf> 2019年3月20日アクセス.