この鬱がすごい!

2018年5月、重度の鬱病と診断された女の闘病記。その他多数の神経症あり。なるべく明るく前向きに。

転職戦記⑫~これにて完結~

F社の求人を見た瞬間、「これだ!」と思った。
金融系のアプリを作っている、いわゆるフィンテック(金融×IT)企業。


株式会社ザコでやっていた、なんちゃって自称フィンテックではなく、モノホンのフィンテック
これぞ私が目指していた場所だ。
サービスの方向性も非常に共感できるものだった。

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私は(一応)元証券営業、金融に比較的明るい部分を推していけば、何とかなるかもしれない。
ITの知識は薄めだが、そこは努力と根性で何とかしてやろう。


そして、「努力と根性で何とか出来そう」な所も、これまでの職歴でそれとなくアピールしよう。
面接当日の朝、近所の公園にてこの日の為に用意した一問一答を何度も声に出し、暗証する。

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元来コミュニケーションを取るのが下手で気が小さい私は、ゴリゴリに一問一答を暗証して、本番でそれを自然な感じで読み上げ、自信満々風に振る舞うしかないのだ。


そして、面接の4時間前に最寄り駅近くの喫茶店に到着。
ここからさらに、面接対策を練り上げる。


一問一答から派生してどんな質問がきそうか、F社のサービス内容と照らし合わせてもっとアピール出来る事がないかetc・・・考えに考え抜き、思いついた事をノートに書き散らかす。

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そんな常軌を逸した4時間を終えると、謎の充実感を覚えた。
やる事は全てやった、後はなる様になると。


そうして迎えたF社の面接(3対1)は、驚く程上手くいった。
全ての質問に対して的確で、且つ芯の通った回答が出来た。
一体今までは何だったのか。

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しばらくしてF社から内定が出た。
そう、このF社こそ今私が働いている会社です。


この時の私は、人生の負の遺産を全て清算した気になっていた。
今まで辛い事がたくさんあったけれど、これから未来は明るいと。
嫌なことの分だけいい事があると。


そんなに無邪気に喜んで、あぁ可哀そう。
転職活動の疲れも残っているし、ザコ社で受けた心の傷も治ってないのに。


自分の抱えている闇の根深さにも気づけていない。
ここからさらに地獄が待っているけれど、それはまた別のお話。

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