この鬱がすごい!

2018年5月、重度の鬱病と診断された女の闘病記。その他多数の神経症あり。なるべく明るく前向きに。

今更だけど『うつヌケ』の話をする

2017年流行語大賞にもノミネートされた、田中圭一著『うつヌケ~うつトンネルを抜けた人たち~』。
以前より田中氏のファンだった事もあり、発売当初に書店で見かけて即購入、これまで何度も読み返している。

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うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 


何度も読み返すのは、鬱から抜けるイメージトレーニングをする為だ。
闘病生活が長くなると、一生治らずこのまま死んでいくのでは・・・などと悪い妄想がどんどん膨らんでくる。


そんな時、妄想をストップさせるべく、うつヌケした人達の体験談を読んでいる。
「鬱は治る病気なのだ」と洗脳レベルで頭に叩き込むのだ。


『うつヌケ』には20のエピソードが掲載されている。
その中でも私は、「第14話ずんずんの場合」に激しく共感した。


社畜体質、すなわちどんな命令にも逆らわず、重労働を受け入れてしまう奴隷の様な人に関するエピソードなのだが、思考回路が実に私と似ているのだ。

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ノルマが達成できないと、「何て自分はダメなんだ」「もっと会社の為に頑張らなきゃ」と自分を責める。
ミスを叱責されると、「全て私がいけない」と自分の存在自体を否定してしまう。
それでも求められると過剰に頑張ってしまう、気が弱くてNOが言えない。


ずんずん氏は、社畜体質なのは生い立ちが関係していると自己分析している。
その点も大いに共感できる。


幼い頃、社会経験のない母は、安い時給でパートに出ていた。
そして、そこで溜まったストレス&「こんなはずじゃなかった」を家庭内でぶちまけるのだった。
それを見て私は、「きちんと勉強して、スキルを磨いて、いっぱいお金を稼ぎたい」と強く思ったものだ。


結果、無駄に勤労への意欲が高くなり、どこに行っても社畜化し、精神を摩耗し続ける事になる。
適当に働けない人間の爆誕である。

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